マンションを購入することになり、住宅ローンを組むことになりました。
いろいろ検討して、「住信SBIネット銀行」と「auじぶん銀行」のどちらにしようか悩んだので比較したことを記事にします。
比較する住宅ローン
①住信SBIネット銀行
ネット専用全疾病保障付住宅ローン<通期引下げプラン>
②auじぶん銀行
住宅ローン 全期間引下げプラン
この2つを比較します。
どちらも「変動金利」での比較です。
住宅ローンの種別には「固定金利」「全期間固定」がありますが、私は「変動金利」を選択しました。
その話はまた別の記事に書こうと思います。
いろいろ比較してみた
私が比較するときに見る項目はここです。
こうしてみると「金利」と「保証」以外は変わらないことがわかります。
項目 | 住信SBIネット銀行 | auじぶん銀行 |
---|---|---|
金利 | 0.440% ※金利優遇割適で0.410%まで下げれる | 0.410% ※金利優遇割適で0.310%まで下げれる |
ローン事務手数料 | 融資額 X 【2.200】% | 融資額 X 【2.200】% |
繰上げ返済 | 無料で可能 | 無料で可能 |
保証 | 団体信用生命保険 全疾病保障 ガン診断給付金特約 ※女性の場合のみ | 団体信用生命保険 がん50%保障団信 がん100%保障団信 ※追加金利あり 11疾病保障団信(生活習慣病団信)※追加金利あり |
金利は、2021年9月時点で以下となっています。変動金利なので時期によって変わります。
金利について
金利は低いほうがいいですね。
金利優遇がなければ「auじぶん銀行」のほうが低いです。
優遇内容をみてみます。
住信SBIネット銀行
プラン1〜4まであります。
プラン1を適用できれば「auじぶん銀行」の0.410%に並ぶことができます。
プラン1を適用するには、「三井住友信用銀行の投資信託自動購入プラン」を申し込みする必要があります。
私は銀行で投資信託をやらないので、これは適用になりません。自分で投資しているので将来も銀行で投資信託をするつもりはありません。
プラン2〜4については、適用しても「auじぶん銀行」より高いので、候補からは外れます。
auじぶん銀行
特典1は、「auモバイル優遇割」
povoは対象外らしいので、auの料金プランをみると月額4500円でした。私はラインモバイルで月額大体1500円なので「差額の月額3000円を35年間払った場合」と「年利が0.07%を引き下げた」場合で金額を比較したら、「差額の月額3000円を35年間払った場合」のほうが高くなったので、このプランはなし。
特典2は、「じぶんでんき優遇割」
こちらはできれば適用したいです。
「住宅ローン契約手続申込完了までにKDDI株式会社が提供する「じぶんでんき」をお申込みいただくこと」と記載があるので、私が購入予定のマンションはまだ建設中なので、時期的に間に合うかわからないのため、あとで問い合わせてみようと思います。
まとめ
金利については「auじぶん銀行」のほうがよいと思います
保証について
団体信用生命保険はどちらもついています。
団体信用生命保険とは、死亡などでローン支払いができなくなった場合はローン残高が0円になる保証です。
差がある保証をみていきます。
住信SBIネット銀行
全疾病保障
8大疫病かそれ以外の病気やケガで、働けなくなった場合にローン返済日を迎えると、月々の返済額が0円になります。
その状態が1年続いた場合、住宅ローンの残高が0円になる保証です。
ガン診断給付金特約
女性の方は「ガン診断給付金特約」が無料で付帯されます。融資日から3ヵ月経過した翌日以降に、生まれて初めてガン(悪性新生物)と医師から診断された場合、給付金30万円が支払われます。支払いは1回のみです。
auじぶん銀行
がん50%保障団信
ガンと診断された場合は残高相当額の50%が保険金として支払われます。
すべてのけがや病気で働けなくなった場合に月々の返済額が0円になります。
入院が継続31日以上になった場合が対象、以降入院が継続して30日に達するごとに適用されます。
すべてのけがや病気で入院が継続180日以上となった場合に場合、住宅ローンの残高が0円になります。
がん100%保障団信
保険料は借入金利に年0.2%上乗せ。
がん50%保障団信の「ガンと診断された場合は残高相当額の50%が保険金として支払われます。」が「ガンと診断された場合は残高相当額の100%が保険金として支払われます。」に変更されます。
残りの保証内容は同じです。
11疾病保障団信(生活習慣病団信)
保険料は借入金利に年0.3%上乗せ。
ガン診断時や入院時など一定の条件で一時金が支払われます。また、がん先進医療の療養を受けた場合、技術料の自己負担分が支払われます。(1回につき500万円を限度。通算1,000万円まで)
まとめ
・入院したときに月のローン支払いを肩代わりしてくれる条件が異なる。
「住信SBIネット銀行」は、働けなくなった場合にローン返済日を迎えること。
「auじぶん銀行」は、入院が継続31日以上になった場合。
・入院が継続してローン残高が0円になる条件が異なる。
「住信SBIネット銀行」は、1年間継続すること。
「auじぶん銀行」は、半年間継続すること。
・がんの診断されたとき
「住信SBIネット銀行」の場合、がんの診断で給付金がでる(女性の場合のみ)
「auじぶん銀行」の場合、がんの診断でローン残高が50%になる。金利を0.2%上乗せすると100%になる
・「auじぶん銀行」の場合、金利を0.3%上乗せすると、特定の病気になったときに給付金や医療費の補助がうけれる。
まとめ
「auじぶん銀行」のほうがよいかと思いました。
「auじぶん銀行」に「がん100%保障団信」をつけて金利0.430%のプランが良い気がしました。
大きな違いは保証になるので、保証内容と金利を天秤にかけて判断するとよいと思います。