2021年6月時点で、AppleWatchで発売されているシリーズは「Series6, SE, Series3」の3種類があります。
それぞれ比較し、結局どれを買うべきなのかを紹介します。
AppleWatchのおすすめは?
結論から先に言います。
断然SEをお勧めします。
おすすめポイントは以下です。詳細な説明は後述の比較記事を参照してください。
Series3はお勧めしません
まず、「Series3」は買うべきではありません。
大きな理由は、容量の少なさです。容量が少ないためOSのアップデートができません。(正確には初期化してファイル容量を空ければ可能ですが、毎回初期化することになるので面倒です。)
最新の「Series6」からすると3世代も前のモデルになります。そのため、スペック的にも厳しいです。
今後、OSのサポート対象外になる可能性も高いです。
使える文字盤の種類が少なかったり、画面が小さくベゼルが太かったり、デメリットをあげると数が多いです。
ただ値段は19,800円と最も安いので、とりあえずAppleWatchを使いたいという方にはありだと思います。
AppleWatchを将来的にも使う予定があるなら、「Series6, SE」のどちらかにするべきです。
徹底比較
各モデルを項目毎に比較してみます。
値段
Series3 → SE → Series6 の順に値段が高くなっていきます。
「Series3」と 「SE」は約1万円の差額
「SE」と 「Series6」は約1.5万円の差額
値段が上がれば性能やデザインなどもグレードアップしますが、これから紹介する比較を参考にして、それに見合うメリットがあるかどうかを判断する材料にしてください。
ディスプレイ
Series6
ディスプレイが常時表示になります。腕を下ろしているときも表示したままです。画面を見るときに即時に見ることができる反面、電池消費が激しくなるデメリットもあります
SE
「Series6」と同じディスプレイサイズ。
Series3
他の2モデルに比べて、画面が小さい。ベゼルが太い。
「常時表示」の機能は確かに便利です。
「常時表示なし」でも画面表示はすぐにされるのでとくにストレスを感じるほどではないと思います。
素材と色
Series6
素材はステンレススチール、チタニウムがあり
カラーバリデーションが豊富
SE
素材はアルミニウムのみ
Series3
素材はアルミニウムのみ
素材ですが、重さが変わります。常に腕につけているので重さはかなり重要な項目です。
重さはアルミ→チタン→ステンレスの順で重くなります。
以下にそれぞれの重さを載せます。5〜10gほどですが、体感変わってくる重さだと思います。
ステンレススチールやチタニウムは傷つきにくいといったメリットもあります。
質感もアルミニウムとは違いますし、カラーバリデーションも豊富です。
この色じゃなきゃダメだ。ステンレスやチタニウムの質感じゃなきゃダメだ。といった方は「Series6」にするべきです。
とくにこだわりがないのであれば「SE」で十分です。
健康とウェルネス
Series6
血中酸素ウェルネスアプリ、心電図アプリがあり
SE
血中酸素ウェルネスアプリ、心電図アプリがなし
Series3
血中酸素ウェルネスアプリ、心電図アプリがなし
「Series6」以外では、血中酸素、心電図を測定することができないので、この機能が必須だと感じる方は「Series6」を買うべきです。
とくに必要がない場合は「SE」で問題ないでしょう。
性能
Series6
「SE」より20%高速
U1チップ搭載
SE
「Series3」より2倍高速
Series3
最も性能が低い
チップの性能面は、
「Series6」と「SE」は20%の違いはありますが、体感はわからないレベルです。
「SE」と「Series3」は2倍も違いがあるので、かなり変わります。
「U1チップ」は、おもに測位/位置情報サービスを実現する目的のシステムですが、現状、使い道はありません。将来的に必要な機能が増えると重要な差になるかもしれません。
まとめ
まず、冒頭で記載した通り、「Series3」は、候補から落ちます。
「Series6」と「SE」で悩むところですが、1.5万円の差額で「性能、デザイン」に魅力を感じられるかどうかです。
「Series6」を買うべき人は以下に該当するケースです。
上記に1つも該当しない場合は「SE」にするべきだと思います。